「アレって……できない?」
 いきなり、弥生の声のトーンが変わった。あらら、やっぱちょっと大人げなかったか。
「いやいや、冗談だよ、気にしないで。じゃあ行くか」
「おにいちゃん、弥生じゃ勃たないってこと…?」
 弥生は、少し拗ねたような、悲しそうな顔で、僕を見つめる。
「いや…そういう意味じゃ………だって、僕たち従兄妹だし、おまえまだ小学生だし……」
「従妹の小学生だから、おにいちゃんは弥生をオンナとして見れないってこと?」
 そう言いながら、弥生の顔は妙に艶っぽい表情に変わっていく。
「弥生もう生理あるし、ちゃんとしたオンナだもん……。それに、従兄妹は結婚できるんだよ…」
 豊かな胸を両腕で抱きかかえるような挑発的なポーズで近づき、上目遣いで僕の顔をのぞきこむ。
「弥生、おにいちゃんの彼女になりたい………」

 

 弥生は僕の背中に腕をまわして抱きついてきた。柔らかな二つのふくらみが、僕の体に押しつけられ、その心地よい感触が伝わってくる。
「や…弥生………」
「アレも……してあげる……」
 不意に、弥生の手が、僕のジーンズの前に触れてきた。すると、中のモノがみるみる大きく張り出した。
「あ………カタぁーい………」
 弥生は、ジーンズの布越しに、僕の勃起したペニスを握り、指でなぞり、撫でまわす。
「あッ………ダメだよ……弥生ぃ…感じちゃう………」
 恥ずかしながら、僕は彼女いない歴十九年。女の子にペニスをこんなふうに触られた事などない。
 いつも、女の子の細くて柔らかい指にしごかれるのを想像しながらオナニーしていたけど、ほんとに……ズボンの上からでもこんなに気持ちいいなんて………。

「いいよ、感じて。もっと気持ちよくしてあげるね……」
 弥生は僕の前にしゃがみこむと、パンパンに張ったジーンズの前を開き、下着をずらして、中に押し込められていたこわばりを解放した。
「……すっごい…おにいちゃんのおちんちん……大っきい………」

 取り出したモノを興味深げに眺めながら、遠慮がちに指を這わせはじめる。「あっ………!」その触れるか触れないかの微妙な刺激に、僕のペニスはますます大きく硬くなっていく。
「熱ゥい……」
「あ……あッ…………弥生ィ……」
 
 ペニスをヒクヒクさせながら声をもらす僕の様子に気を良くしたのか、弥生は微笑みながら僕の先端にくちびるを触れさせた。
「ううッ…!」突然の熱く柔らかな刺激に思わずのけぞってしまう。
「おにいちゃん…気持ちイイ?」
 両手でペニスをつかみ、上下に軽く擦りながら、上目遣いで僕の目を見る弥生。かわいい……。
「うん………すごく……気持ちいいよぉ……」

 

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